Mac ユーザーが Amazon WorkSpaces (Windows) で仕事をするためにやったこと
今週から実験的にAmazon WorkSpace (Windows) を使って仕事をしています
Amazon WorkSpace (Windows) は Amazon Web Services の提供する仮想デスクトップです
仮想デスクトップは PC で稼働する OS やアプリケーションをサーバー上に集約して管理し実行する仕組みです
Amazon WorkSpaces を使う理由としてはインターネット上に仮想デスクトップ環境を作ることによるメリットがあります
① Mac のローカルストレージに業務データが入らない
② Mac のハードウェア不具合等に影響されにくい
③ 仮想デスクトップ環境のイメージバックアップ等をしておき 万一のときに速攻リストアができるようになる
結果
最高に快適に仕事できています!
生産性も上がった感じがしています
構成
初めてログインしたときの画面
Windowsですね!とてもテンションが上がりました
壁紙は後で好きな写真に変えました
使いやすくするためにやったこと
画面キャプチャツールの導入
- Windowsの画面キャプチャツールとして定番の Winshot を入れました
- 「JPEGで保存(アクティブウィンドウ)」のホットキーを [F9] にしました (個人の好みです)
- Mac のショートカットキーと被らないようにしました([ctrl]+ ~ は被りやすいので注意)
- フリーソフトですので導入は自己責任でお願いします
- 「JPEGで保存(アクティブウィンドウ)」のホットキーを [F9] にしました (個人の好みです)
クリップボード管理ツールを入れました
- クリップボード管理ツールは定番の clibor を入れました
- [ctrl] キーを2回タップで起動
- フリーソフトですので導入は自己責任でお願いします
- Mac では 長らくclipy を使っています
- こちらは[option]キーを2回タップで起動
- [ctrl] キーを2回タップで起動
スニペット?
スニペットも色々ありそうなものの未導入です
(Mac では DASH に大変お世話になっています)
候補は beeftextです
以前社内のWindowsユーザーに試してもらい評判がよかったので使って見る予定です
※フリーソフトですので導入は自己責任でお願いします
キーボードを Windows 用のキーボードにしました
「郷に行っては郷に従え」です
マイクロソフト社のキーボード (1400円)を買いました
Mac に Windows 用のキーボードが付いているのは異様な光景です
しかし WorkSpaces上のWindows環境で基本的にずっと仕事をする際にはこちらの方が快適です!
こちらは在宅勤務手当を使って買いました
その後「[Windows]キーが使えない!」という問題が発生し ちょっとしたことで使えるようになりました
以下の記事をご参照ください
Windows 用のキーボードを Mac で使う用のキーバインド変更
Windows 用のキーボードを Mac につけた際に
[英数]キーと[かな]キーが無くなったため Macでkarabiner-elements を使い以下のキーマッピングをしています
これをやっておくことにより WorkSpaces(Windows)側でも Mac と同じような IME 切り替えが出来て爆速です
WorkSpaces側はなんと[無変換]キーだけで IME の切り替えが全てできます
※フリーソフトですので導入は自己責任でお願いします
Visual Studio Code
もともとは Vimmer なものの せっかくなので マイクロソフト社が開発した Visual Studio Code に Vim のプラグインである VSCodeVim を入れて使うことにしました
個人的な設定を記載しておきます
{ "editor.fontSize": 16, "git.autofetch": true, "window.zoomLevel": 1, // vimrc "vim.useSystemClipboard":true, "vim.cmdLineInitialColon": true, "vim.hlsearch": true, "vim.easymotion": true, "vim.visualstar": true, "vim.useCtrlKeys": true, "vim.insertModeKeyBindings": [ { "before": ["j","j"], "after": ["<Esc>"] } ], "vim.leader": "<space>", "vim.normalModeKeyBindingsNonRecursive": [ { "before": ["<leader>","a"], "after": ["v","$","h","o","0","y"] }, { "before": ["<leader>","z"], "after": ["v","$","h","o","y"] }, { "before": ["<leader>","b"], "after": ["v","0","y"] }, { "before": ["<leader>","c"], "after": ["v","i","\"","y"] }, { "before": ["<leader>","v"], "after": ["v","i","\""] }, { "before": ["<leader>","b"], "after": ["v","i","'"] }, { "before": ["<leader>","e"], "after": ["v","$","h","o","y"] }, { "before": ["<leader>","s"], "after": [], "commands": [":%s###g"] }, { "before": ["<leader>","r"], "after": [":","%","s","#","#","#","g"] }, { "before": ["<leader>","w"], "after": [], "commands": [":w!"] }, { "before": ["<leader>","d"], "after": [], "commands": [":%d"] }, { "before": ["<leader>","y"], "after": ["g","g","v","G","$","y"], }, { "before": ["<leader>", "n"], "after": [], "commands": [":nohl"] }, { "before": ["n"], "after": ["n","z","z"] }, { "before": ["N"], "after": ["N","z","z"] } ], "before": [ "<Leader>", "x" ], "commands": [ ":q!" ], "editor.fontFamily": "Noto Sans CJK JP,Noto Sans CJK JP Regular:style=Regular", "diffEditor.ignoreTrimWhitespace": false, "vim.visualModeKeyBindingsNonRecursive": [ ], "vim.normalModeKeyBindings": [ ] }
今後
EC2 に開発環境を作成し開発作業は WorkSpaces から EC2 に繋いでやってみようかなと考えています (さらなる環境分離)
唯一欠点としてWEBカメラが使えないのでWEB会議に顔出しできていません…このあたりの恒久対処方法も探していきます(今はmacから参加)
関連記事
- Git for Windows SDK のインストールをする際に参考にしました